皆さんは、バイナリーオプション取引をする際に「勝率の高いサインツール」と「低いツール」どちらを選べば勝率が上がると思いますか?
「そんなの当然、勝率の高いツールでしょ」と思った方は、本記事必読です!
最後まで読んでいただけば、バイナリーオプションは「勝率が高いツールを使えば勝てる」と言えるほど、単純な話ではないということが分かるでしょう。
今回は、「勝率の高いツールまたは低いツールとは一体どれくらいの勝率のことをいうのか?」「勝率を上げるためのツールの選び方」等を詳しく解説していきます!
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一般的にバイナリーオプションでは、「勝率の高いロジックを使うことが全て」と思われていますが、それではいつまで経っても大きな利益を得る事は出来ません。
なぜならバイナリーオプションで勝つには、エントリー回数と勝率のバランスが重要だからです。
こちらについても詳しく解説していきますので、自分のベストな取引スタイルを構築する参考にしてくださいね。
この部分を理解するのが、勝てるトレーダーへの第一歩です!
こちらの動画も併せてご覧ください。
目次
バイナリーオプションの「勝率の高いツール」と「低いツール」の各勝率
皆さんは「勝率の高いツール」「勝率の低いツール」と聞いて、それぞれどれくらいの勝率をイメージしますか?
ネットで検索すると、勝率80%、90%のツールが販売されているので「勝率80%以上あったら高い方なのでは?」と思っている方が多いのではないでしょうか。
ですが今日からこの考えは改めましょう。
なぜなら、そんな勝率はありえないからです!
あくまで自分でエントリーできる実用的な勝率でいうと、勝率が60%あれば、十分「勝率が高いツール」と言えます。
では反対に「勝率が低いツール」はどれくらいなのかという話ですが、それは勝率56%程度です。
当然もっと勝率が低いツールは存在しますが、これ以上に下げてしまうと、そもそも損益分岐点を下回ってしまうので、ツールとして使い物になりません。
なので、勝率56%〜60%が「実用的な勝率のツール」となるでしょう。
おそらく「高いと低いの間で、たった4%しか変わらないの!?」と驚いた、というよりは納得できないと同時に「4%しか変わらないのだったら、どれを選んでもたいして変わらないのでは?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
ですが、全然違うのです!
この辺りは後で詳しく説明するとして、本記事では、「勝率56%、57%程度のツールを勝率の低いツール」「勝率60%程度のツールを勝率の高いツール」として解説していきます。
冒頭でも触れましたが、単純に「勝率の高いツールと低いツールどちらを選ぶべきか?」と聞かれたら、おそらく大半の方が勝率の高いツールを選ぶでしょう。
でも、これってもう少し詳しく言うと「勝率が高くてエントリー回数が少ないツールと勝率が低くてエントリー回数が多いツールのどちらを選ぶか」という話になるのです。
いいかえると、「勝率を重視したツール」か「回数を重視したツール」のどちらを選ぶかということです。
念の為に言っておきますが「勝率が高くてエントリー回数が多いツール」は存在しません。
勝率が高くなればどうしてもエントリー回数は減りますよね。
なので一概に「勝率の高いツールを選ぶべき」とは言えないのです。
この点を踏まえた上で、次からは「回数を重視したツール」と「勝率を重視したツール」それぞれの特徴を解説していきましょう。
バイナリーオプションの各サインツールの特徴
ではここからは次の2つのサインツールの特徴を、注意するべき点も併せてそれぞれ解説していきます。
ポイント
- 回数重視のサインツール
- 勝率重視のサインツール
回数重視のサインツールの特徴
回数重視
- 勝率:56、57%
- エントリー回数:50~100回程度(18通貨ペア)
回数重視のサインツールはエントリーする回数が多いのでチャンスも多くなりますが、それと同時にその分損失を負うリスクも高くなるので、連敗する可能性が高くなります。
チャンスが多いので、相場の波をうまく捉えて勝てる相場の時は利益を大きく伸ばしやすいのですが、負ける相場の時に連敗してしまうと、無理に取り戻そうとして得た利益以上の損失を負いやすいです。
以上の特徴から、単純にサインが出たからといってエントリーするのではなく、サインが表示された上で「エントリーするかどうか?」をチャートを分析して判断する必要があります。
勝率重視のサインツールの特徴
勝率重視
- 勝率:60%程度
- エントリー回数:20~30回程度(18通貨ペア)
勝率重視のツールは、回数重視のツールとは反対にエントリー回数が少ないので、大きく負けることも少ないですがエントリー金額を上げないと、大きな利益も出しづらい特徴があります。
勝率が高いので、ロジックによってはある程度淡々とサインに従ってエントリーするという戦略も考えられます。
ですがもちろんこの戦略は「ロジック自体の連敗数が少ないこと」「エントリー額の比率を通常より下げたうえで資金管理を徹底すること」が大前提となりますので注意してください。
これについては、他の動画でも詳しく解説していますが「期待値を追う」という考え方ですね。
次の動画で期待値について詳しく解説していますのでご覧ください。
バイナリーオプションで利益を出す人の取引スタイル
ここまで、勝率の高いツールと勝率の低いツールの特徴について解説してきました。
「で、結局どちらのツールを選べばいいの?」という話ですが、それはご自分の取引スタイルによって変わります。
バイナリーオプションで利益を出す人の取引スタイルは次の2つに分かれますので、ご自分の取引スタイルがどちらにあてはまるのか確認してみてくださいね。
ポイント
- エントリーポイントを厳選し、エントリー回数は少ないけど勝率を高めるタイプ
- 勝率は高くないけど、エントリー回数を増やして利益を出すタイプ
人によって取引できる時間や性格も違うので、どちらが正解となのかはハッキリ言えるわけではありません。
ただ、個人的には「勝率を高めるタイプ」の方がおすすめします。
なぜなら、「勝率が高い = 利益が安定しやすい」となるからです。
勝率が低いままだと数%勝率が落ちると利益が激減してしまいますし、下手したら損失に転落してしまう恐れもありますよね。
しかも取引回数が多すぎると、資金の増減が激しくなりやすいです。
取引回数が少ないと「もっとエントリーしたい」「利益を伸ばしにくいのでは? 」と思うかもしれませんが、エントリー回数が少なくても全く問題ありません。
安定して高勝率を出せるようになれば、エントリー金額を上げればいいだけの話で、極端な話、1日1回か2回のエントリーでもいいのです!
その上で65%、70%と高勝率を出し、1回のエントリー金額を5万円、10万円と上げていけば、十分な利益を得ることができるでしょう。
バイナリーオプションで勝率を上げるツールの選び方
ではここから、勝率重視のツールと回数重視のツールのどちらを選べば良いかを解説していきますね。
先ほど「人によって取引できる時間や性格も違うので、どちらが正解なのかはハッキリ言えるわけではない」とお伝えしましたが、どちらを選べばバイナリーオプションで利益を出しやすいかのヒントをお伝えしていきましょう。
前章の説明から「勝率重視のツールがおすすめ」と言うと思ったかもしれませんが、実は必ずしもそれが正解とは限りません。
自分の取引の結果、「勝率を重視すること」と、「回数が少ない勝率重視のツールを使うこと」は全く別の話です。
なぜなら取引の結果、勝率65%、70%を出すためには、ツールのサインに従っているだけでは絶対に実現することはできないからです。
どうしても、自分の目で相場を分析してエントリーポイントを選別する必要があります。
この「選別する」をもう少し具体的に言うと、「サインが表示されるポイントの中から、より勝率が高いポイントを選択する」ということです。
例えば勝率60%のツールがあったとしても、このツールの表示するポイントは全て同じ勝率ではありませんよね。
各ポイントの中でも勝率が40%のときもあれば、勝率80%のときもあります。
勝率60%というのは、あくまでもそのロジックの条件を満たした全てのポイントをあわせた勝率ですので、その中から勝率の高いポイントのみを選んでエントリーしましょうという話です。
そう考えた時に、もともとのベースとなる「勝率が高い勝率重視のツールを選択すること」自体は間違っていません。
しかし、元々のエントリー回数が少ない上にそこからさらにエントリーポイントを選別すると、なおさらエントリーチャンスは巡ってこないでしょう。
また、これはツール開発の話になるのですが、勝率が高いツールを作るためには、ロジックにさまざまなエントリーの条件を足して、エントリーポイントを削る必要があるのです。
その際、できるだけ勝率の低いポイントのみを削って、勝率の高いポイントのみを残すようにするのですが、完全に勝率が低いポイントのみを削ることはできず、どうしても勝率の高いポイントも一緒に削ってしまいます。
勝率が少し低くてもエントリー回数が多い回数重視のツールの方が、勝率の低いポイントも高いポイントどちらも残っていますので、そこから勝率の高いポイントのみを選択できれば、十分なエントリー回数を確保したまま高い勝率が出せるということですよね。
この部分は、ツール開発をしたことが無い方にとっては少しイメージしづらいと思いますので、具体例を使って説明していきましょう。
回数重視のツールはエントリー回数を確保したまま高い勝率が出せる
ではここから、なぜ回数重視のツールの方が高い勝率を出しやすいのか解説していきますね。
例えば、以下のツール1があるとします。
ツール1
- 勝率:57%
- エントリー回数:80回(18通貨ペア1日あたり)
このツールにある条件Aを加えると、勝率が60%に上がる代わりにエントリー回数が4分の1の20回に減ってしまいます。
つまり、勝率57%の回数重視のツールに条件を1つ加えると勝率重視のツール2変化するということです。
ツール1
- 勝率:57%
- エントリー回数:80回(18通貨ペア1日あたり)
条件Aを加えると
ツール2
- 勝率:60%
- エントリー回数:20回(18通貨ペア1日あたり)
この時、単純に条件Aを加えてできた勝率60%の「ツール2」として使うのではなく、あくまでも勝率57%の「ツール1」+「条件A」として使うのです。
つまり、勝率57%のツール1を使いながら、サインと条件Aが重なるポイントを目視で確認してエントリーするということですね。
そして、他の条件も調べることによって
ポイント
- 勝率57%+条件Bで勝率2%アップ
- 勝率57%+条件Cで勝率3%アップ
といったように、勝率57%のサインの中から勝率が上がる条件(ポイント)を選択できます。
条件Aを加えた勝率60%のツール2として使っていたら、条件Bを追加した勝率59%のポイントでエントリーすることはできないでしょう。
つまり、勝率59%のポイントを捨てているということになりますね。
もしかしたら、ツール2に条件Bを加えることによりさらに勝率があがるかもしれませんが、元々エントリー回数が少ないところからさらに条件を加えると、エントリー回数がほとんど残らなくなってしまいます。
勝率重視、回数重視どちらのツールを使ったとしても、表示されたサインの中から、より勝率の高いポイントを選別することには変わりないのですが、母数の多い回数重視のツールの方が、勝率の低いポイントも多く混じってるけど、勝率の高いポイントもたくさんあるということですね。
ですので、その勝率の高いポイントを見極める分析力があるなら、回数重視の方が最終的に大きな利益を得やすいでしょう。
まとめ
では今回のまとめです。
- バイナリーオプションのサインツールは、勝率が高くてエントリー回数が少ないツールか勝率が低くてエントリー回数が多いツールに分かれる
- 実用的なサインツールの勝率は56%~60%程度に収まる
- 回数重視のサインツールの場合、チャンスが多いのと同時にその分損失を負うリスクがあるので、エントリーポイントを選別する必要がある
- 勝率重視のサインツールの場合、ロジック自体の連敗数が少なかったり、エントリー額の比率を通常より下げた上で資金管理を徹底する前提で、ある程度淡々とサインに従ってエントリーできる
- バイナリーオプションでは、エントリー回数が少なくても勝率を高めた上でエントリー金額を上げれば大きな利益を得ることができる
- 相場の分析力に応じて回数重視のツールを使うことで、十分な回数を確保したまま、高勝率のポイントでエントリーできる
もちろん、今回解説した選び方はしっかりとした検証が行われたロジックであることが大前提です。
検証が行われていないロジックだと、勝率や回数関係なく勝ち続けるのは難しいのでその辺りは注意してくださいね!
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