最近バイナリーオプション業界でもバックテストについての発信が増えてきていますね。
ですが、いまいち理解できていない方や、「なぜバックテストが重要なのか」良く分からない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は「そもそもバックテストとは何なのか?」からバックテストを行うメリットまでを解説していきます。
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皆さんの中には、ご自分でバックテストを行う事は考えていない方もいらっしゃると思います。
ですが、バイナリーオプションで勝つために必須な考え方を解説していますので是非、ご覧くださいね。
こちらの動画も併せてご覧ください。
目次
バックテストとは
ではまずバックテストとは何かについて解説していきます。
バックテストとは過去の相場においてロジック(手法)が、どれ位の勝率や取引回数、どんな相場で負けやすくてどんな相場で勝ちやすいかなど、そのロジックのあらゆるデータを取得できる技術の事です。
これだけでは分かりずらいと思いますので、具体的な例をあげて説明しますね。
次の2つのロジックを使った場合のバックテストを簡単に行ってみます。
ポイント
- RSI70以上でLowエントリー
- RSI30以上でHighエントリー
下の図は24時間分のローソク足を表示したチャートです。
そして下の図が先ほどのRSIのロジックの条件を満たしたエントリーポイントにサインを表示したものです。
下向きの黄色のサインがLowエントリー、紫の上向きのサインがHighエントリーを表しています。
結果、10勝9負の勝率52.6%という事が分かります。
このように、過去の相場における取引結果を調べるのがバックテストです。
これはあくまでも1日分のデータでの結果ですが、これを過去5年や10年といった長期間のデータを取得することで、信頼性がより上がります。
バックテストで取得できるデータ
ではここで私たちが普段行っているバックテストによって取得している「データの一覧」をご紹介します。
取引回数 | 月別勝率 |
勝数 | 時間別勝率 |
負数 | 分別勝率 |
引分数 | 最大連勝購入日時 |
勝率 | 最大連敗購入日 |
最大連勝数 | 平均連勝数 |
最大連敗数 | 平均連敗数 |
平均取得Pips数 | 1日平均取引回数、月間平均期待値(円) |
年別勝率 | 平均取得Pips数(勝ち) |
PF:プロフィットファクター(総利益÷総損失) | 平均取得Pips数(負け) |
最大DD:ドローダウンの最大値(最大値最大資産からの下落率) | 曜日別勝率 |
これ以外にも過去10年分の相場に対しての様々なデータを取得しています。
バックテストで取得できるデータには、エントリーポイントにおける勝率の他にも連勝数や連敗数など、その他沢山あるという事がお分かりいただけると思います。
バイナリーオプションでバックテストを行うメリット
ここまでで、バックテストがどんなものなのか何となくお分かりいただけたと思います。
ではここからは、バックテストを行う事でどんなメリットがあるかお伝えしていきます。
主なメリットは次の4つです。
ポイント
- 勝率などのデータを把握した上で取引ができる
- ロジックの勝率が高いポイントが分かる
- ロジックの勝率が低いポイントが分かる
- 安定したメンタルで取引できる
1つずつみていきますね。
勝率などのデータを把握した上で取引ができる
1つめのメリットは、「勝率などのデータを把握した上で取引ができる」事です。
皆さんは、自分が使おうとしているロジックの勝率などの詳しいデータがない状態で取引を行うのは怖くないですか?
バイナリーオプションでは勝率が損益分岐点を下回れば、取引をすればするほど資金は減ってしまいます!
それにもかかわらず、自分のロジックの勝率を知らずに取引を行うのは「当たりがいくつ入っているか分からないクジを引き続けるようなもの」です。
もしかしたら、あなたの使うロジック(クジ)には、当たりが40%しか入ってないかもしれません。
こう言われると、自分のロジックの勝率を知らないまま取引を行う事がいかに危険かお分かりいただけるかと思います。
ですが、バイナリーオプションではこのような方が非常に多いのが現実です。
ロジックの勝率が高いポイントが分かる
2つめのメリットは、「ロジックの勝率が高いポイントが分かる」事です。
あまりピンと来ないかもしれませんが、これはロジックにプラスαで、どのような条件を加えれば勝率が上がるか?をバックテストによって確認できるといういうことです。
冒頭でご説明した下記のRSIを使って具体的に説明していきますね。
ポイント
- RSI70以上でLowエントリー
- RSI30以上でHighエントリー
例えば、上のロジックは過去1年間のUSD/JPYでは勝率が54.2%ですが、このロジックにボリンジャーバンド2σタッチという条件を加えると勝率が0.7%上がり、55.2%となります。
このようにバックテストによってロジックの勝率が上がる条件を知っていれば、その条件をロジックに組み込んで改良することもできますし、実際の取引の際にはポリンジャーバンド2σにタッチしているポイントでは自信を持ってエントリーが出来ますね。
今回はポリンジャーバンドを例に解説しましたが、このように勝率が上がる条件をバックテストを行うことで、いくつも知ることができます。
実際に私自身も下記のような普段使うロジックの勝率が上がる条件を、いくつも把握しています。
ポイント
- 条件Aを足すと勝率2%UP
- 条件Bを足すと勝率1%UP
- 条件Cを足すと勝率3%UP
ロジックの勝率が低いポイントが分かる
3つめのメリットは、「ロジックの勝率が低いポイントが分かる」事です。
これは上述しました「ロジックの勝率が高いポイントが分かる」の反対です。
バックテストによってロジックにプラスαの条件を加えた時の勝率が分かるのであれば、条件を加えることによって反対に勝率が下がる条件も出てきます。
「勝率が低いポイントを知っても意味がないのでは?」と思うかもしれませんね。
ですが、これもとても大きなメリットと言えます。
なぜなら、勝率の高いポイントで自信を持ってエントリーするのとは逆に勝率の低いポイントを知っていれば取引を避けることができるからです。
つまり、勝率の高いポイントと低いポイントを知ることで、勝率の高いポイントで積極的にエントリーして、勝率の低いポイントでのエントリーを避けることで、自然と勝率を上げられるという事です。
安定したメンタルで取引できる
4つめのメリットは、「安定したメンタルで取引できる」事です。
自分のエントリーするポイントの勝率を知った上で取引することは、メンタルを保つことに非常に有効なことです。
自分のロジックの勝率を把握しているということは、「最終的に勝率がバックテストの値に収束する」と分かっているという事ですよね。
例えばあなたが勝率60%のロジックを使用していたとしましょう。
確率上、「100回取引すれば40回は負ける可能性がある」ということを念頭において取引が出来るという事です。
これが分かっていれば、取引に負けたとしても「確率上、仕方のないこと」と納得できますし、焦ることはないですよね。
そして、最終的に勝率が60%に収束することが分かっていれば、自信を持って取引を続けられます!
同様に、ロジックの勝率の低いポイントが分かっていれば、もし仮にそのポイントを見逃してしまい、結果として勝っていたとしても「やっぱりエントリーしておけばよかった」といったような後悔もしなくなりますよね。
バックテストでの検証を行うことで自分のマインドもコントロールできると考えると、バイナリーオプションにおいてのバックテストは重要な事だと感じませんか?
さて、ここまでお話してきましたがバックテストを行うにはプログラミングなどの専門的な知識やツールが必要となりますので、そう簡単にはできないのが現実ですよね。
そこで、バックテストを行ってほしいロジックがある方はぜひTraders HERO%の公式ラインにメッセージをください。
ご本人さえよろしければ、その結果をYouTubeもしくはブログ上で公開したいと思います。
もしかしたら、その結果を見た沢山の人が救われるかもしれません。
そしたら、あなたも誰かのヒーローになれますよ!
まとめ
今回の内容をまとめると次のようになります。
- バックテストとは、過去の相場においてロジックが詳細なデータを取得できる技術の事。
- バックテストによってロジックの勝率の高いポイントと低いポイントを知ることができる。
- 勝率の高いポイントでエントリーし、勝率の低いポイントを避けることができるようになるので勝率が上がる。
- ロジックのデータを知って取引を行うことで、メンタルが安定する。
バックテストを行って、自分のエントリーポイントでの勝率を知った上で取引を行う事はメンタルを保つ上で非常に有効です。
自分を見失わず、自信を持って取引を行う事が出来るようになるのがバックテストです。
バックテストを行うことで、勝率の高い優位なポイントで取引ができるようになりますので、継続して利益を出すことができますよ!
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