「バイナリーオプションで勝つためにはツールと裁量どちらが正解?」
バイナリーオプション業界には数多くのサインツールが溢れていて、どれも「このツールを手に入れれば誰でも勝てるようになります」とアピールしていますね。
その一方で「ツールは絶対に勝てない!勝つには裁量しかない」という意見もあり、「どちらの意見が正しいのかわからない」こんな悩みをお持ちの方、結構いらっしゃると思います。
そこで今回本記事では、こういったお悩みに完璧に答えていきたいと思います。
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「ツールと裁量どちらが正解なのか?」ここを理解することは、バイナリートレーダーとして成功するための最適解となるでしょう。
細かく説明していきますので、是非最後までご覧くださいね!
こちらの動画も併せてご覧ください。
目次
バイナリーオプションのツールと裁量
ではまず、ツールと裁量の言葉の意味をはっきりさせておきたいと思います。
ツールとは
ツールとはサインツールのことを指しており、その名の通り「チャート上に矢印などのサインを表示して、エントリーのポイントを指示してくれるもの」です。
サインツールは、プログラミングにより特定の条件を満たした時にサインが表示されるようになっています。
つまり、サインツールにはロジックが含まれているということです。
裁量とは
裁量とは「自分の目でチャートを見て分析し、エントリーポイントを探す方法」のことです。
自分の目でエントリーポイントを探すには、ロジックの条件を覚えた上で、その条件を満たしているかどうかをチャートを見ながら判断する必要があります。
バイナリーオプションにはロジックが必須
そして、そもそもですが、バイナリーオプションで勝ち続けるにはロジックが必須です。
なぜなら、ロジックを持たずに取引をするということは、「〇〇の条件の時にエントリー」といった明確なルールがないままエントリーするということです。
つまり、毎回根拠が違うということですね。
ここで、毎回根拠が違ったとしても「勝てればいいのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、それでは長く勝ち続けることはできないでしょう。
バイナリーオプションでは、検証によって勝率が分かっているロジックをベースとした取引を行うことで、初めて安定した勝率を掴めるのです。
もしかしたら、ごく一部の相場を読み解く天才的な才能を持った人や、百戦錬磨の凄腕のトレーダーならロジックなど必要なく、自分の感覚だけで勝ち続けることができるかもしれません。
ですが、そんなごく一部の例外を除いてほとんどの人にはロジックが必要でしょう。
私はロジックを持たずに取引を行う行為や、勝率を調べていないロジックを使うことを、「当たりがいくつ入っているかわからないクジを引き続けるようなもの」と例えています。
もしかしたら、勝率50%を切るようなポイントで取引しているかもしれません。
そうすると、取引すればするほど資金は減り続けてしまいます。
これからツールと裁量について詳しく解説していきますが、どちらもこのロジックを使う前提で説明していきます。
ロジックがない時点で、それはただのギャンブルトレードだと言えるでしょう。
バイナリーオプションのツールのメリットとデメリット
では、「ツール」と「裁量」それぞれメリットとデメリットについて解説していきますね。
まずは、ツールのメリットからです。
ツールのメリット
ツールのメリットには次の3つがあります。
ポイント
- 目視で探さなくていい
- 必ず同じ条件でエントリーできる
- 色んな機能をつけることができる
1つずつみていきますね。
目視で探さなくていい
1つ目のメリットは「目視でエントリーポイントを探さなくていい」ことです。
これはそのままの意味で、ツールがサインを表示してくれるので自分自身でインジケーターやローソク足の条件を細かく確認する必要がありません。
そして、ツールの場合はアラートの機能をつけることができるので、チャートに張り付いている必要もありません。
音で知らせてくれるのでエントリーチャンスを見逃しにくく、特に複数の時間足を組み込んだロジックの場合はとても便利です。
例えば、ロジックに5分足と1分足の条件を組み込んでいる場合、同時に5分足と1分足のチャートを確認しなければいけません。
そうすると、非常に手間がかかりますし、複数の通貨ペアでチャンスが来たときには対応しきれずにチャンスを逃してしまう可能性が非常に高いです。
また、過去の相場に対して検証を行う際にも1つ1つエントリーポイントを探さなくてもいいので、検証をスムーズに行うことができます。
必ず同じ条件でエントリーできる
2つ目のメリットは「必ず同じ条件でエントリーできる」という点です。
ツールにはプログラミングにより、ロジックが組み込まれており、当然ですが毎回同じ条件でサインが表示されます。
なので、サインが出たポイントでエントリーすれば、必然と全て同じ条件でエントリーしたことになります。
これってあんまりメリットとして感じないかもしれませんが、バイナリーオプションで安定して勝ち続けるにはめちゃくちゃ重要なポイントです!
なぜなら、バイナリーオプションは期待値を追う投資だからです。
ここでは「特定のツール(つまり、ロジック)を使う以上、サインが表示している時のみしかエントリーしてはいけない」ということを覚えておいてください。
例えば、あなたが勝率60%のツールを使っていて、エントリーする直前にサインが消えたにも関わらずうっかりエントリーしてしまったとしましょう。
これは勝率60%のツールを使ったことにはならず、残念ながら最初に言った「当たりがいくつ入っているかわからないクジ」を引いた状態です。
期待値についてはこちらの動画で詳しく解説しているのでチェックしてくださいね。
色んな機能をつけることができる
3つめのメリットは、サインの表示以外にも色んな機能をつけることができるということです。
サイン自体はプログラミングにより作られているので自由にカスタマイズが可能です。
次の4つのように、取引を行う上で便利な機能をつけることができるので、効率的に取引を行うことができます。
ポイント
- アラートでの通知機能
- 過去数日間のサインの勝率を表示
- 勝率の高いポイントの色を変更
- 勝敗の○×表示
ツールのデメリット
ツールのデメリットには次の2つがあります。
ポイント
- 作るにはプログラミング技術が必要
- ツールのサインだけでは勝つことはできない
こちらも1つずつみていきますね。
作るにはプログラミング技術が必要
1つ目は「ツールを作るにはプログラミングの技術が必要」なことです。
こうなると誰でも簡単に作れるわけではないので、どうしても市販のツールを使うことになってしまいますね。
ただし、世に出回っているツールは勝率を偽っていたり正確に検証が行われていなかったりと、使えないツールがはびこっているのが現実です。
特に初心者の方やツールを開発したことが無い方にとってはどのツールを選べばいいか判断ができずに、使えないツールを購入してしまうこともあるでしょう。
その結果、使えないツールで取引をしてさらに資金を溶かしてしまうという悪循環に陥り、ダブルで損をしてしまう可能性が高いです。
そんな方のために次の動画でロジックの選び方について解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ツールのサインだけでは勝つことはできない
2つ目は、「ツールのサインだけでは勝つことはできない」ということです。
これはツールの話というよりロジックについての話になるので、裁量でも同じことが言えるのですが、単純にツールのサインが出たからといって勝ち続けることはできません。
つまり、いくら優れたロジックでも条件を満たしたポイントで淡々とエントリーしただけでは勝ち続けることはできないという事です。
どんなロジックでも連敗する可能性はあります。
最近ではだいぶ減ってきたのですが、サインツールが万能だと思っている方はまだまだ居て、「サインが出たところでエントリーしたのに負けた」と思ってしまう人がいるようです。
バイナリーオプションの実用的なロジックの勝率の限界は60%程度です。
つまり、40%の確率で負けてしまいます。
これさえ理解できていれば、こんな感想は出てこないはずなのですが、意外とこんな方が多いのでデメリットに挙げました。
バイナリーオプションの裁量のメリットとデメリット
ではここからは裁量のメリットとデメリットについて解説していきます。
裁量のメリット
裁量のメリットは、「相場に応じて柔軟に対応できる」ということです。
先程解説したとおり、どんなロジックでもただ単純に条件を満たしたからといって淡々とエントリーしていては勝ち続けることはできませんし、勝率にも限界があるでしょう。
そこで、裁量によってその時の相場に合わせてエントリーするかの判断をし、無駄な負けを避けて勝率の高いポイントでエントリーを行うことで勝率を上げることができます。
これが裁量の最大のメリットです。
裁量のデメリット
裁量のデメリットには次の2つがあります。
ポイント
- 自分の目でエントリーポイントを探す必要がある
- 毎回同じ条件でエントリーできるかわからない
それぞれ見ていきましょう。
自分の目でエントリーポイントを探す必要がある
1つ目のデメリットは「自分の目でエントリーポイントを探す必要がある」です。
当たり前のように感じるかもしれませんが、これはそう簡単なことではありません。
例えば、以下のようなロジックを使うとしましょう。
Lowエントリー
- RSI70以上
- ストキャス80以上
Highエントリー
- RSI30以下
- ストキャス20以下
分かりやすいようにチャートを例にご説明しますね。
下のチャートを見て、先ほどのロジックの条件を満たすポイントを探してみてください。
当然ですが、各インジケーターの値を確認して条件を満たしているかを確認しなければいけません。
では、答え合わせしましょう。
この条件を満たすポイントにサインを表示してみます。
どうでしょう。
これだけあるサインを見つけるのは、不可能ではないですか?
もちろん、今回のロジックにさらに条件を加えればサインの数は減りますが、その分取引の際に見なければいけないポイントは増えてしまうのです。
また、他の時間足の条件を含めたロジックの場合、同時に他の時間足も分析しなければいけません。
しかもこの作業を「リアルタイム」で、なおかつ「複数通貨ペアを同時」に行わなければいけないのです。
めちゃくちゃ難しいですよね?
今回のように現在進行形のローソク足だけを見ればいいロジックなら、比較的簡単かもしれません。
ですが、「過去100本分の実体平均値のように計算が必要な条件」や「前日のインジケーターの値」といった、現在のチャートからは判断できない条件が組み込まれた複雑なロジックなら、もはや裁量のみで取引するのは不可能でしょう。
ですが、このような複雑なロジックが結構あるのが現実です。
目視でエントリーポイントを探さないといけないのは、裁量のみの取引の大きなデメリットです。
毎回同じ条件でエントリーできるかわからない
2つ目のデメリットは、「毎回同じ条件でエントリーできるかわからない」ということです。
常に動いている相場において、エントリーの基準を満たすか満たさないかギリギリのポイントを推移することってよくあります。
ツールを使っている人はイメージしやすいと思うのですが、サインが点いたり消えたりする微妙なポイントです。
そして裁量の場合は、このようなギリギリのポイントでの見極めが難しいです。
エントリーの条件から外れていたとしても気づかずにエントリーしてしまうことも多いでしょう。
「ちょっとくらい条件から外れててもいいんじゃない?」と、思うかもしれませんが、条件から外れたままエントリーしたら、それはもはやロジックとは関係なくエントリーしたことになります。
そうするとロジックの勝率もあてにならず、ギャンブルトレードをしているようなものです。
ベストな選択はツールと裁量を組み合わせたスタイル
では結論、「ツールと裁量どちらを選べばいいの?」と思うでしょう。
答えは「ツールと裁量のいいとこどりをしましょう」です。
つまり、ツールでサインを表示させ、裁量で相場を分析して、エントリーするかの判断をするということです。
細かいインジケーターやローソク足の数値をいちいち確認していたら、絶対にチャンスを逃すし、常にチャートを見なければいけません。
実力が上がるにつれ、裁量の割合は大きくなるのですが、どこまでいってもロジックを使う以上はツールでサインを表示させた方が効率的です。
そして裁量のみの場合でもロジックを使うことに変わりはありません。
でしたら、ツールを使ってロジックの条件を満たしたポイントにサインを表示させた上で、裁量で判断するのがいいと思いませんか?
当たり前といえば当たり前ですが、裁量のみだと人によって結果に大きなブレが出でしまいます。
なので、ツールで最低限のポイントを担保し、不確定な部分を排除した上でそこからプラスαの裁量を加えることで再現性の高い結果が得られるのです。
ですので、この考えには絶対的な自信があります。
ぜひ、是非参考にしてみてくださいね。
まとめ
では最後に今回のまとめです。
- ツールとは、チャート上に矢印などのサインを表示してエントリーのポイントを指示してくれるもの
- 裁量とは、自分の目でチャートを見て分析し、エントリーポイントを探す方法のこと
- バイナリーオプションで勝ち続けるにはロジックが必ず必要
- ツールのメリットには「目視でエントリーポイントを探さなくていい」「必ず同じ条件でエントリーできる」「色んな機能をつけることができる」の3つがある
- ツールのデメリットには「作るにはプログラミング技術が必要」「ツールのサインだけでは勝つことはできない」の2つがある
- 裁量のメリットは相場に応じて柔軟に対応できること
- 裁量のデメリットには「自分の目でエントリーポイントを探す必要がある」「毎回同じ条件でエントリーできるかわからない」の2つがある
- ツールと裁量を組み合わせるのがベストな方法
バイナリーオプションでで勝率を上げるための、効率的な数々の方法をお伝えしてきました。
今回の内容を、ぜひあなたの取引スタイルを決める際の参考にしてみてください!!
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