バイナリーオプションで取引する際、迷うのが通貨ペアですよね。
ハイローオーストラリアでは数多い通貨ペアを使用することができるため、特に初心者の方からは「どの通貨ペアを使ったら良いか分からない」という声をお聞きします。
また中には、「通貨ペアとはいったい何なのか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は通貨ペアについてと、初心者の方にオススメできる通貨ペアのお話をしていきたいと思います。
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ハイローオーストラリアでは各取引によって使用できる通貨ペアが変わってきます。
その辺りについてもお話していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
通貨ペアとは?
通貨ペアとは、実際の取引で売買する2つの国の通貨の組み合わせの事です。
売買する通貨の組み合わせを「/」で区切って表したもので、アルファベット3文字でそれぞれの通貨が略表記されています。
おそらく次のようなものを目にした事があるでしょう。
ポイント
- 米ドルと日本円では「USD/JPY」
- ユーロと日本円では「EUR/JPY」
- ユーロと米ドルでは「EUR/USD」
「/」の左側を「基軸通貨」右側を「決済通貨」と称しています。
基軸通貨とは購入する通貨の事で、決済通貨は売買する通貨を意味しています。
例えば「ユーロ/円」の組み合わせの場合ですと、ユーロで取引を行い、円で損益を割り出すという事になります。
ハイローオーストラリアで使える通貨ペアは17種類
バイナリーオプション業者によって、使える通貨ペアが異ります。
ハイローオーストラリアで使える通貨ペアは全部で17種類あります。
他のバイナリーオプション業者と比べると、ハイローオーストラリアで使える通貨ペアは多い部類に入るでしょう。
「使える通貨ペアが多い」という事は、それだけ選択幅が広がるという事になりますね。
ですが、各取引きで使える通貨ペアと使えない通貨ペアがありますので、注意してください。
下記の表はハイローオーストラリアで取引き別に使える通貨ペアをまとめたものですので、参考にしてくださいね。
通過ペア | HighLow・HighLowスプレッド | Turbo・ Turboスプレッド |
USD/JPY(米ドル/日本円) | 〇 | 〇 |
AUD/JPY(豪ドル/日本円) | 〇 | 〇 |
EUR/JPY(ユーロ/日本円) | 〇 | 〇 |
GBP/JPY(英ポンド/日本円) | 〇 | 〇 |
NZD/JPY(ニュージーランドドル/日本円) | 〇 | 〇 |
AUD/USD(豪ドル/米ドル) | 〇 | 〇 |
EUR/USD(ユーロ/米ドル) | 〇 | 〇 |
AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル) | 〇 | × |
CAD/JPY(カナダドル/日本円) | 〇 | × |
CHF/JPY(スイスフラン/日本円) | 〇 | × |
EUR/AUD(ユーロ/豪ドル) | 〇 | × |
EUR/JPY(ユーロ/日本円) | 〇 | × |
GBP/AUD(英ポンド/豪ドル) | 〇 | × |
GBP/USD(英ポンド/米ドル) | 〇 | × |
NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル) | 〇 | × |
USD/CAD(米ドル/カナダドル) | 〇 | × |
USD/CHF(米ドル/スイスフラン) | 〇 | × |
通貨の種類によってペイアウト率が変わるという事はありませんので、その点は安心してくださいね。
通貨ペアの選び方
ここまでハイローオーストラリアで使える通貨ペアについてお話してきました。
冒頭でもお話しましたが、ハイローオーストラリアでは使用できる通貨ペアが17種類と多いため、特に初心者の方はどれを選んだら良いのか迷ってしまう事があると思います。
そこで、初心者の方にオススメの通貨ペアの選び方についてお話していきましょう。
初心者の方にオススメはメジャー通貨同士のペア
初心者の方にオススメの通貨ペアの選び方、それは、「メジャー通貨同士である」です。
通貨にはメジャー通貨とマイナー通貨と呼ばれている物があり、バイナリーオプションで取引に使われる通貨ペアは主に次の2つに分けられます。
ポイント
- メジャー通貨同士のペア
- メジャー通貨とマイナー通貨のペア
それでは、メジャー通貨とマイナー通貨についてお話ししていきたいと思います。
メジャー通貨とは
ではまずメジャー通貨とは何なのかお話したいと思います。
メジャー通貨とは、為替相場で取引量が多く、流動性が高い通貨の事です。
「USD・米ドル」「EUR・ユーロ」「JPY・日本円」などが挙げられます。
次はメジャー通貨同士の代表的な組み合わせです。
ポイント
- 米ドルと日本円「USD/JPY」
- ユーロと日本円「EUR/JPY」
- ユーロと米ドル「EUR/USD」
マイナー通貨とは
メジャー通貨とは逆にマイナー通貨とは、為替市場で取引量が少なく流動性が低い通貨の事を指します。
「ZAR・南アフリカランド」「TRY・トルコリラ」等があります。
次はメジャー通貨とマイナー通貨の代表的な組み合わせです。
ポイント
- 南アフリカランドと日本円「ZAR/JPY」
- トルコリラと日本円「TRY/JPY」
マイナー通貨とメジャー通貨の通貨ペアでは大きな価格変動が起きる事があるため、上級者向けの通過ペアと言えるでしょう。
メジャー通貨同士のペアがオススメな理由
ではなぜ初心者の方に「メジャー通貨同士のペアがオススメ」なのかをお話していきたいと思います。
オススメできる理由については次の2つが挙げられます。
ポイント
- 取引量が多い
- 情報が集めやすい
1つずつみていきましょう。
取引量が多い
為替市場は基本的に売る側と買う側が居て、価格が決まります。
取引量の多い通貨ペアは市場参加者が多いため、すぐに売りたい側と買いたい側がマッチします。
市場参加者が多いと「売り」と「買い」が均されるので、急激な変動が起こりずらい傾向にあります。
売る側と買う側の取引きがスムーズなため、余程の事がない限り予想外の値動きをする事は無いという事ですね。
逆に「取引量が少ない」という事は、市場参加者が少ないという事です。
参加者が少ないと、レートが動かなかいので予想がしずらくなります。
また、個々の「売り」と「買い」による値動きでレートが揺れやすくなりますので、急激な価格変動が起こる事があります。
以上のことから取引量の多い通貨ペアは分析しやすく、予想が立てやすいという事がお分かりいただけたでしょう。
情報が集めやすい
バイナリーオプションで勝率を上げるには各通貨の情報量が大切になってきます。
メジャー通貨である米ドルやユーロの経済ニュースは、日々新聞やニュース等で報道されています。
ですので、日本でも情報が得やすいですね。
通貨の基本情報を把握すれば、値動きの予想が立てやすくなります。
調べない限り情勢を入手できない国の通貨よりも、リアルタイムですぐに情報を得ることができる通貨を取引に使った方が有利だという事がお分かりいただけたでしょう。
当然予想が立てやすくなるので、取引きがやりやすくなりますね。
ですので、最初のうちは取引量の多いメジャー通貨同士のペアでの取引をオススメします。
メジャー通貨の特徴を押さえておこう
ここまでで、取引にオススメできる通貨ペアは「取引量が多くて情報が集めやすいメジャー通貨同士のペア」だという事がお分かりいただけたと思います。
ここからは、メジャー通貨独自の特徴のお話をしていきたいと思います。
なぜなら、通貨独自の特徴を押さえておけば、情勢をチェックした際に相場の動きを予想する事に有利に働くからです。
では、「取引量が多くて情報が集めやすい」次の3つのメジャー通貨の特徴をみていきましょう。
ポイント
- USD・米ドル
- EUR・ユーロ
- JPY・日本円
USD・米ドル
米ドルは世界の基軸通貨と呼ばれている位、世界で1番多く取り扱われている通貨です。
米ドルの特徴はおおまかに言うと2つあります。
1つは、アメリカの経済状況に影響されやすい事。
これについての対策は、アメリカの雇用統計を知ることで解決されます。
アメリカの雇用統計は毎週金曜日(アメリカ時間8:30、日本時間22:30)に発表されます。
日本ではニュースサイトなどで取り扱われますので、チェックする習慣を付けると良いでしょう。
もう1つは有事の時に米ドルが多く買われる事。
戦争やテロなど「有事」とよばれる非常事態が起こった時は、世界の基軸通貨と呼ばれている米ドルが圧倒的に買われやすくなります。
「有事のドル買い」と言われる位ですが、実はこれはあまり多くある事ではありません。
ですので、米ドルの情報を得る為には、毎週金曜日にアメリカの雇用情勢をチェックするのが一番でしょう。
EUR・ユーロ
米ドルについで世界で2番目に取引量が多い通貨であり、第2の基軸通貨と呼ばれることがあります。
ユーロは1か国の通貨では無くて、欧州連合27か国のうち19か国で使用されている共通通貨です。
余談ですが、ユーロを使用している地域一帯をまとめて「ユーロ圏」と呼ばれていますね。
ユーロを使って取引する際には19か国全体の情勢に注意したいところですが、19か国全部の情報を得るのはなかなか難しい事です。
ですので、共通通貨ということからユーロ圏の中でも経済規模の大きい「ドイツ・フランス」の情報を最も注視すると良いでしょう。
実際この2か国のGDP(国内総生産)はユーロ圏の5割近くを占めています。
ユーロの最大の特徴としては、ユーロは米ドルに悪い要素があった際に真っ先に買われる通貨だという事です。
たとえば、アメリカの経済情勢が下がってくるとドルが売られてユーロが買われやすくなりますよね。
「ユーロ買いなら米ドル売り」「ユーロ売りなら米ドル買い」と言われるように表裏一体の関係にあります。
以上のことから、ユーロを使って取引する際にはドイツ、フランスの他にアメリカの経済情勢をチェックするようにすると良いでしょう。
JPY・日本円
日本円は米ドル・ユーロについで取引量が世界第3位の通貨です。
自国通貨ですので日々様々な情報を得る事ができますね。
ですので日本円の情報に関しては、日本で投資活動をしている方達の方が他国の投資家たちよりも断然優位といえます。
日本円の特徴は、世界全体で使用されているため値動きが安定しているところです。
急激な価格変動が少ないところからも、取引で使用するにはおすすめの通貨だと言えるでしょう。
時間帯で選ぶ
では、3つの通貨ペアでの組み合わせでの取引に慣れてきたら「時間帯で選ぶ」という選択技もありますので、お話していきます。
時間帯に応じて通貨ペアを選ぶ際は、通貨の組み合わせの2つ国のマーケットが開いているか閉じているかを確認しましょう。
なぜなら、為替相場はこの2つの国のマーケットが開いている時間に動くからです。
各国の市場が開いている時間帯に、一番動くのがその国の通貨ですよね。
たとえば、ニューヨーク市場が開いている時間帯には「米ドル」、ロンドン市場が開いている時間帯は「英ポンド」、東京市場が開いている時間帯は「円」が一番動くという事になります。
下記は世界三大市場と呼ばれている市場の開いている時間帯です。
市場 | 時間 | 通貨 |
東京市場 | 9:00~17:00 | JPY・円 |
ニューヨーク市場 | 22:00~6:00 | USD・米ドル |
ロンドン市場 | 18:00~2:00 | GBP・英ポンド |
ご覧いただいた通り、各市場の値動きが活発な時間帯は「東京市場は朝~夕方」「ニューヨーク市場は夜~朝」「ロンドン市場は夕方から夜中」だという事がお分かりいただけたと思います。
どの時間帯にどの市場が開いているか把握して、時間帯によって値動きの傾向をつかんでおくと時間帯に応じて通貨ペアを変えるという選択技が増えますね。
注意ポイント
1つ注意ですが、市場が開いた直後から1時間は相場が荒れやすい傾向にあります。
ですので、1時間位は様子をみてから取引を行うのがおすすめです。
まとめ
記事の内容をまとめると次のようになります。
- ハイローオーストラリアで使える通貨ペアは17種類
- 取引きによって使える通貨ペアと使えない通貨ペアがある
- 初心者の方はメジャー通貨同士のペアでの取引がオススメ
- 慣れてきたら時間帯に応じて取引の通貨ペアを変えてみる
ハイローオーストラリアは数多い通貨ペアを使用できるため、特に初心者の方は選ぶのを迷ってしまうのは当然だと思います。
まずはメジャー通貨同士のペアから始めて、慣れてきたら時間帯によって通貨ペアを変えていく方法も取り入れて、ご自分のやりやすい通貨ペアを見つけていけば良いでしょう。
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